「着物を自分で着れたら素敵」
おっしゃってくださる方は多いのですが、
なかなか最初の一歩を踏み出すのは難しい…
わかります!その気持ち!
私もそうでしたから…
私の場合はきっかけをいただきは着付け教室に通い始めましたが、
「着物を自分でき着れたら素敵」とは思いつつ、
始めなかったのは、誤解・思いこみがあったからです。
知らないから生まれるあるあるの誤解を4つご紹介します。
①着物を自分で着るのは難しい・着れない
着物は着せてもらうもの
不器用だから自分では着れない
そう思われていませんか。
ただ、着方を知らないだけ、着物にふれる機会がなかっただけです。
昔はみんな着物を着ていたのですから…
着物の着方を知ることさえできれば、
必ず着物を着こなすことはできます。
今は便利な時代で、SNSで着方を確認することができますし、
昔はなかった簡単に着るための小物も開発されています。
②お金がかかる
とてもコストパフォーマンスが高いのが着物です。
自分用に着物を誂えるともちろん高いですよ。
だって、オーダーメイドですから…笑
しかし、着物は親から子へ、そして孫へと親子三代着ることができます。
そう思うと、人の一生より長く持つのですから、
一言で高いとは言えないと思います。
お金をかけずに着物を楽しむ為には、
譲っていただける着物を探してみてください。
たくさんの着物が眠っています。
また昔から「きもの1枚に、帯3本」と言われ着回し力が抜群です。
それ以外にも帯揚げや帯締め・半衿など小物を使用します。
これらの組み合わせで何通りものコーディネートが出来るのです。
たとえ少ない枚数でも様々なコーディネートを楽しむことができます。
着物を引継ぎ、コーディネートを考えれば、
そんなにお金はかかりません。
③決まりごとが多い
服装の決まり事は、相⼿への礼儀や思いやりを⽰すことです。
結婚式にジーパンとTシャツで出席はされないと思います…笑
そんなことをすれば、
相⼿の⽅に不快感を与えたり、信頼を下げることになりかねません。
着物も同じです。
ただ、着物の方がしっかり決まり事が決まっているだけです。
ですから、最低限の決まり事をおさえておけば全く問題ないです。
④お手入れが大変
きものの素材には
絹、ウール、⽊綿、⿇、ポリエステがあります。
確かに「絹」は自宅では洗えず、専門業者さんにお願いします。
ですが、着るたびに洗いに出す必要はありません。
普段のお⼿⼊れはどの素材の着物でも
家に帰ってきたら、すぐに脱ぎ、⼀晩しっかり⼲してからしまう。
ポリエステル素材の洗える着物や麻・木綿の着物は、
ご自宅の洗濯機で洗うことができます。
ご自身のライフスタイルにあわせて、
素材を選べば、大丈夫です。